椎間板は円板状で中心部をゼラチン状の髄核、その周囲を線維輪という組織により形成されていて、体重や運動時の腰へかかる衝撃を和らげるクッションの役割をしています。
特に腰を反らす姿勢の多いスポーツ等では椎間板に過度のストレスがかかり、中心の髄核部分が後方へ膨隆・脱出します。この状態を椎間板ヘルニアと言います。
ヘルニアは特に負担のかかる第4腰椎と第5腰椎、第5腰椎と仙椎の間の椎間板で多く起こり、腰痛以外に、神経を圧迫して下肢の筋力低下やしびれなどを引き起こすようになります。
症状の程度によっては手術を行う場合があることから、専門医の診断および検査を受けることが大切です。
(出現頻度の高いスポーツ)
ゴルフ・バレーボ-ル・ウエイトリフティングなど
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