スポーツにおける腰部の傷害は、衝突や転倒などによる外傷は多くありませんが、捻りや瞬発的な動作で、腰椎の捻挫や軽い肉離れなどが生じています。
スポーツでは腰への負担のかかる動作(ジャンプや捻り)が多く、その繰り返しによって椎間板や椎間関節などにストレスがかかり、「腰痛症」「腰椎椎間板ヘルニア」「腰椎分離症」といった障害が多く起こっています。また腰周囲筋の柔軟性低下や筋力不足なども腰痛を引き起こす原因としてあげられ、腰への負担を軽減するための腹筋や背筋の筋力強化はよく知られています。
まれに内科的な病気や、女性の場合は婦人科疾患からも腰痛を起こす事があるため、痛みが出てきたら一度病院で診察を受けると良いでしょう。 |